论文题目 事态信息附加连体节的中文表达
学生姓名 我 我 我
学生学号 20021320410
专业班级 日语2002级1班
指导老师 他 他 他
院长 (系主任) 刘 正 光
2006年6月10日
事态信息附加连体节的中文表达
——以修饰主节的修饰语为考察重点
摘 要
根据益冈的研究,事态信息附加型的非限定性连体节,尽管采用修饰被修饰名词的形式,但其意义作用与其他连体节不同。相对于主句节来说,可表示“对比、转折”、“先后”、“原因、理由”、“附带状况”等语法意义。但是,关于这种连体节在中文里应该如何表达这个问题,至今尚不明确。本文的目的是考察事态信息附加型的非限定性连体修饰节的中文表达,同时就日中两种语言产生不同表达形式的原因试做探讨。本文将根据益冈的意义分类,通过分析相应的语言实际用例,分别探讨各类事态信息附加型的非限定性连体修饰节的日中表达的异同及其产生异同的原因。总的来说,只有在较简短的修饰节的情况下,中文才有可能采用与日语相同的表达形式,用定语的形式来表达日语的连体修饰节。日语中的连体修饰节越长、越复杂,中文就越难采用与日语相同的结构来表达。
事態情報附加連体節の中国語表現について
学 生:×××
指導教官:×××
要 旨
益岡によれば、事態情報付加型の非限定的連体節は、他の連体節と違い、主節に対して、「対比・逆接」、「継起」、「原因・理由」、「付帯状況」などの意味機能を持っている。しかし、このような連体節の中国語表現がどうなるのか、という点は、今までまだ明らかにされていないのである。本稿の目的は、事態情報付加型の非限定的連体節の中国語表現を検討すると同時に、日中両言語において違った表現を生じる原因についても考察することである。本稿では、益岡の意味機能分類に従って考察を進めていくことにする。即ち、それぞれの種類に該当する用例の分析を通して、事態情報付加型の非限定的連体節の日中表現の異同と、このような相違を生じる原因を検討してみたい。総じて言えば、短くて簡単な連体節の場合にのみ、両言語は同じ表現を取り、日本語の連体節は中国語の定語になることが可能である。連体節が長くなって複雑になればなるほど、日本語と同じ構造を取る中国語表現の許容度が低くなってくるのである。
キーワード:日中表現 定語 連体修飾 情報付加連体節
目 次
1序論 ………………………………………………………………………………1
1.1 はじめに…………………………………………………………………………1
1.2 先行研究 ………………………………………………………………………2
1.2.1連体節に関するする先行研究 …………………………………………2
1.2.2中国語の[定語]に関する先行研究………………………………………2
1.3 小論の目的と方法 ………………………………………………………………3
2 事態情報付加型の非限定的連体節の中国語表現 ………………………………4
2.1「原因、理由」の関係を表す連体節の中国語表現………………………………4
2.2「継起」の関係を表す連体節の中国語表現…………………………………… 6
2.3「対比、逆接」の関係を表す連体節の中国語表現………………………………9
2.4「付帯状況」の関係を表す連体節の中国語表現………………………………12
3 事態情報付加連体節の日中表現が違う原因……………………………………16
3.1 両言語の構造による相違…………………………………………………… 16
3.2 人称代名詞と専有名詞の使い方による相違……………………………… 16
4おわりに ……………………………………………………………………………18
謝辞 …………………………………………………………………………………19
参考文献………………………………………………………………………………20
附录……………………………………………………………………………………20
2事態情報附加の非限定的連体節の中国語表現
益岡によれば、主節に対する情報付加にはいろいろな内容のものがあるが、主なものとしては、「対比・逆接」、「継起」、「原因・理由」、「付帯状況」の関係を挙げることができる。従って、以下では、この四種類の非限定的連体修飾節を分析し、その中国語表現のあり方を観察してみることにする。
2.1「原因・理由」の関係を表す連体節の中国語表現
これらの文では、主節の事態が起こる原因、理由を連体節の部分によって説明されている。例(3)aを例として説明すれば、「親思いで素直な心を持って生まれた」という連体節は、主節の「君を迎え入れようとする生活から逃げれ出る事をしなかった」の原因を表す働きをしている、ということが分かる。
2.1.1「原因・理由」の関係を表す用例
(3)a然し親思いで素直な心を持って生まれた君は、君を迎え入れようとする生活から逃れ出る事をしなかったのだ。(「生まれ出づる悩み」)
b 但你是个孝子,性格率直淳朴,所以是不会逃离正等待你去的那种生活。
(朱金和译 上海译文出版社1981,6)
……
2.1.3三種類の被修飾名詞
そして、「例文対照表」の実例に含まれている「被修飾名詞」をまとめ、表2.1の「被修飾名詞統計表」を作った。また、連体修飾構文になる被修飾名詞の数量を、諸分類の日本語の名詞総量と比較し、分類別の「という」の介入率を計算し、表2.1の「介入率計算表」を作った。
表2.1 「という」介入率計算表
分類 |
分類別名詞総量(個) |
「SというN」の「N」 |
「SというN」と「SN」の「N」 |
数量(個) |
介入率(%) |
数量(個) |
省略率(%) |
1.1 |
6500 |
82 |
1.3 |
46 |
56.1 |
1.2 |
1000 |
26 |
2.6 |
0 |
― |
1.3
(1.30)
(その他) |
9500
(2800)
(6700) |
254
(161)
(93) |
2.7
(5.8)
(1.4) |
53
(40)
(13) |
20.9
(24.8)
(14.0) |
1.4 |
3600 |
5 |
0.1 |
1 |
― |
1.5 |
3600 |
8 |
0.2 |
3 |
― |
小計 |
24200 |
351 |
― |
88 |
― |
注: 分類別名詞の詳細については、国立国語研究所(1982)の「分類語彙表」を参照のこと。
上記の表を検討すると、次の結果が見られる。
(1)「という」が介入し、連体修飾構文になる被修飾名詞は、名詞の諸分類に分布している。ところが、分類別の名詞の数量と頻度はかなり違う。
……
昔は,自分の部屋を持つ人は少なく,家族全員が一つの部屋で暮らすというようなことがよくあったし,今でもそういうような生活をしている人もいる。
1.1日本の住宅
布団に寝るのは日本人で,アメリカ人はベッドに寝ると思っていたら,最近,ニューヨークなどの大きい町の若い人たちは,ベッドを止めて,布団に寝ているそうだ。急にべッドがきらいになったのだろうか。

注:「教科書を作ろう」により
図1.1和室
一つしかない部屋に,家族全員のベッドがあったら,そこで食事をすることもできない。その点,布団は便利である。朝,布団が要らなくなった時,片付けることができる。布団のなくなった部屋に,テーブルを出して,食堂にし,朝ご飯を食べる。お客が来れば,そこでお茶を飲み,子供が学校から帰ってくれば,その部屋は,勉強部屋になる(図1.1参照)。
……
2.2炊飯器と水加減について
ご存知のとおり、炊飯器の種類により、水加減は異なる。上手に炊き上げるポイントは、できるだけ水を少なく、かつもち米の芯を残さずに炊き上げることだ(写真2.1参照)。水分が多いと、ベチャベチャの餅に、芯を残すとつぶつぶの餅になり失敗する。

注:「『手作りの味』Vol.33(2001/12/15発行)」により
写真2.1炊飯器で炊き上げた餅
もち米の量も1合では少なすぎる炊飯器もあると思う。各ご家庭で調整してよう。
……