1. タイトルページ
タイトルページは2つの部分で構成されます.
(a) タイトル部分:横1段組(題目,著者,指導教員名,要旨,キーワード)
(b) 本文部分:横2段組
このほか,フッタ(ページ番号)が付きます.なおソフトウェアによっては,タイトル部分とその下の本文部分が別のファイルに分かれていることがあります.
(1) タイトル部分のレイアウトとフォント
全てのページのマージンはこのサンプルにありますように上辺19 mm,下辺24 mm,左右ともに20 mmに設定してください.タイトル部分の左右のマージンは、本文の左右のマージンよりもそれぞれ10 mm ずつ大きくとって下さい.すなわち,A4用紙の幅に対して左右それぞれ 30 mm ずつのマージンをとります.そして以下次の順にタイトル部分の構成要素を書いて下さい.
フッター:変更しないで下さい.
(フッターの下に約3mmのスペース)
タイトル:ゴチック体 20 pt フォント,センタリング
(約 10 mm のスペース)
著者名:明朝体 12 pt フォント,センタリング
(約 5mm のスペース)
指導教員名(研究室名):明朝体 10 pt フォント
(約 10mm のスペース)
要旨:明朝体 9 ptフォント,7行以内
(約 3mm のスペース)
キーワード:明朝体 9 ptフォント,2行以内
「キーワード :」という文字はゴチック体にします.
(2) 本文部分のレイアウトとフォント
本文とキーワードの間に約 10 mm のスペースを空けてください.
本文は2段組で,左右のマージンは 20 mm ずつ,段と段との間のスペースは約 6 mm とします.
本文には明朝体 10 pt フォントを用いて下さい.
一行の文字数は25文字,一段の行数は48行以内としてください.
(3) フッタ
すべてのページの下辺中央にフッタ機能を使ってページが入りますが,ページ番号は暫定的にタイトルページを第1ページとしてつけてください.
2. 一般ページ
第2ページ以降はタイトルページの本文部分と同じレイアウトとフォントで本文を作成します.
(1) 脚注および注
脚注や注はできるだけ避けて下さい.本文中で説明するか,もしくは本文の流れと関係ない場合には付録として本文末尾に置いて下さい.
3. 見出し(見出しが1行以上に長くなるときはこの例のようにインデントし折り返す)
(1) 見出しのレベル
見出しのレベルは章,節,項の3段階までとします.章の見出しはゴチック体とし,2.などの数字に続けて書きます.また,見出しの上下にスペースを空けます.このファイルのサンプルから分かるように,上を2行,下を1行空けて下さい.ただしページや段が切り替わる部分は章の見出しが最上部に来るよう調整してください.
(2) 節の見出し
節の見出しもゴチック体で,(4) などの括弧付き数字を付けます.見出しの上だけに1行程度のスペースを空けて下さい.
a) 項の見出し
項の見出しは,括弧付きアルファベットを付け,上下には特にスペースを空けません.項より下位の見出しは用いないで下さい.
4. 数式および数学記号
数式や数学記号は次の式 (1a)
(1a)
(1b)
のように本文と独立している場合でも,
のように文章の中に出てくる場合でも同じ数式用のフォントを用いて作成します.
数式はセンタリングし,式番号は括弧書きで右詰めにします.
表-1 表のキャプションは表の上に置く.このように長いときはインデントして折り返す.
資料番号 高さ h (m) 幅 w(m) |
1 1.45 0.25
2 1.75 0.40
3 1.90 0.65 |

図-2 図のキャプションは図の下に置く
|
5. 図表
(1) 図表の位置
図表はそれらを最初に引用する文章と同じページに置くことを原則とします.原稿末尾にまとめたりしてはいけません.また,図表はそれぞれのページの上部または下部に集めてレイアウトして下さい.図表の横幅は,「2段ぶち抜き」あるいはこのサンプルの表-1 や図-2 のように「1段の幅いっぱい」のいずれかとします.図表の幅を1段幅以下にして図表の横に本文テキストを配置することはやめて下さい.図表と文章本体との間には1~2行程度の空白を空けて区別を明確にします.
(2) 図表中の文字およびキャプション
図表中の文字や数式の大きさが小さくなり過ぎないように注意してください.特にキャプションの大きさ (9pt)より小さくならないようにして下さい.
長いキャプションは表-1 のようにインデントして折り返します.
6. 参考文献の引用とリスト
参考文献は出現順に番号を振り,その引用箇所でこのように1)上付き右括弧付き数字で指示します.参考文献はその全てを原稿の末尾にまとめてリストとして示し,脚注にはしないでください.なお参考文献リストのあとに1行空けて,提出日を右詰めで書いてください.
7. 最終ページのレイアウトと英文要旨
最終ページには英文のタイトル,著者名, 要旨およびKey Wordsを横1段組で書きます.このサンプルにあるように,本文や参考文献リストまでの2段組部分の左右の柱の高さをほぼ同じにし,10 mm 程度の空白を入れて英文要旨を配置します.英文要旨部分の幅はタイトル部分と同じく本文よりも左右を 10 mm ずつ狭くします.Key WordsはTimes Italic 10ptで書きます.タイトル頁の日本語キーワードと対応させてください.
8. その他
ここに記述のない不明な点は,土木学会論文集の作成例(http://www.jsce.or.jp/committee/jjsce/10/10.htmよりダウンロード可)を参考にして,指導教員と相談してください.
謝辞:「謝辞」は「結論」の後に置いて下さい.見出しとコロンをゴチック体で書き,その直後から文章を書き出して下さい.
参考文献
1) 本間 仁,安芸皓一:物部水理学,pp. 430-463,岩波書店,1962.
2) 日本道路協会:道路橋示方書・同解説IV下部構造編,pp.110-119, 1996.
3) Shepard, F. P. and Inman, D. L. : Nearshore water circulation related to bottom topogrphy and wave refraction, Trans. AGU., Vol. 31, No. 2, 1950.
4) C. R. ワイリー(富久泰明訳): 工学数学(上), pp. 123-140,
ブレイン図書, 1973.
5) Smith, W., et al. : Cellular phone positioning and travel times estimates, Proc. of 8th ITS World Congress, CD-ROM, 2000.
(2008. 2. 12)