『公共経営研究科 修士論文(政策提言論文含む)形式』では、当研究科が奨励する実際の論文形式を用いて論文形式についてを説明しております(次頁からの表紙や目次、見出し、書式等は本文中で説明する実際の論文形式となっております)。ですので、実際に『公共経営研究科 修士論文(政策提言論文含む)形式』をMicrosoft Wordで開き、一度実際の形式を確認することをお勧めします。
Microsoft Wordの最新バージョンはMicrosoft Word 2003ではありますが、『公共経営研究科 修士論文(政策提言論文含む)形式』ではMicrosoft Word2002までの説明に留めてあります(基本的にはMicrosoft Word 2003とMicrosoft Word 2002に大きな操作方法に違いはありません)なお、用紙サイズの標準状態が若干異なりますが、数ミリ単位の誤差であるため、問題としません(各自の判断により、必要な場合には修正してください)。
2004年度 |
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公共経営研究科修士論文(政策提言論文)主題
―副題(必要あれば)― |
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主査:早稲田太郎教授 |
副査:早稲田花子教授 |
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早稲田大学公共経営研究科 |
公共経営学 専攻 |
学籍番号: |
450XXXXX |
氏名: |
公共 太郎 |
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はじめに―提出物について―
この文章は修士論文/政策提言論文含む(以下、論文)を提出するにあたり,推奨される書式や文章の作成方法(Wordに関するもの)を掲載しています.早稲田大学大学院公共経営研究科では論文を電子的に保管するため,この文章の形式を参考に論文を作成することを強く推奨します.
ここでは,利用アプリケーションをMicrosoft Wordとして説明していますが,体裁を守り,かつ,自分でPDFファイルに変換して提出できるのであれば,Microsoft Word以外のソフトの利用を制限するものではありません.ただし,PDFファイルを作成するときは,必ず,「フォントの埋め込み」オプションを使用し,フォント情報をファイルに記録してください.
また,章や節の見出しスタイルを若干変更してもかまいませんが,用紙のサイズや余白の大きさ,行間隔,段組は絶対に変更しないでください.
論文には必ず表紙をつけてください.その際には必ず題名,論文審査教員(主査、副査),専攻,学籍番号,名前,修了予定年度を記入してください.
要旨はA4一枚以内で作成します.合計3枚印刷し,本論(2部)の中にそれぞれ挟み.これとは別に1部提出してください.
以下の事項に従い,要旨と本論の電子ファイルの提出を義務づけます.
l 論文のファイル名は学籍番号とする.<例:450XXXXX.doc>
l 要旨のファイル名は学籍番号にハイフンSをつける.<例:450XXXXX-S.doc>
l 1枚のフロッピーディスクに入らない場合はMO,または,CD-Rで提出する.
l &, nbsp; FD・MO・CD-R等の汎用媒体で提出し,学校の情報環境 (WindowsNT+Word2000 or Adobe Acrobat Reader) で提出論文(図表を含める)が読めるようにする.
l 電子媒体は必ず個人でバックアップを作成し,これを自ら保管する.
l Microsoft Office 2000, 2002以外のソフトウェアを利用して論文・図・表を作成した場合は,作成環境を明記したファイル(ソフト名・製造元・バージョン,オペレーティングシステムの種類等の詳細)をテキスト形式(ファイル名は学籍番号.txt)で保存する.
用紙のサイズはA4.印刷は片面印刷とし,余白は上35mm,他下左右30mmとし,ヘッダーの用紙の端からの距離は15mm,ヘッダーのそれは17.5mmとします.この用紙設定は日本語Word2000の標準状態であり,Microsoft Word使用者は特に設定する必要はないです.用紙の確認は,「ファイル」メニューより「ページ設定」,余白と用紙サイズが以下のようになっているかを確認します.
図表1 |
図表2 |

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出展:Microsoft Wordスクリーンショット |
出展:Microsoft Wordスクリーンショット |
見出しの文字サイズは大見出しが,MSゴシック,太字,14ポイント,大見出しはページの先頭にくるように,また,大見出しの直後は1.5行以上空けます.中見出しはMSゴシック,12ポイント.中見出しの前後は1行空けます.小見出し以下はMSゴシック11ポイント,見出しの前後は0.5行空けます.
見出しに関しても[書式]の[スタイル]の見出し1スタイル,見出し2,見出し3,見出し4スタイルを使用するとよいです.それぞれ大見出し,中見出し,小見出しに対応しています.この見出しをつけることにより,後に述べる目次の作成が可能となり電子データとして参照する際に便利な機能を付加することが可能となります.
このスタイルを利用すれば,見出し番号も自動的に現れます.中見出しは第1節 小見出しには第1項のようなスタイルにします.※注「はじめに」からではなく第1章(章番号付の見出し)からはじめたい場合は,章番号の開始番号を0から1に変更してください.
本文の日本語フォント種類はMS明朝,英語フォントはTimes New Romanとします.フォントの大きさは10.5ポイント.本文中で使用する英語や数字は基本的に半角文字とします(表記が論文内で統一されていればどちらでもよい).また,句読点「 , . 、 。 」も論文内で統一します.それから,本テンプレートの「標準」スタイルを適用すること.また,体裁を整えるために空白や改行キーを極力利用しないでください.
論文の中に図や表を貼り付ける際には図表1,2のように表組みを利用して縦横に複数並べるか,あるいは,図表3のように図表の左右に本文を流し込まないようにします.そのためには,図(表)を右クリックして現れる,メニューの図の書式設定内の「レイアウト」タグを「行内」に設定します(図3を参照).図や表の配置は,その大きさと文章とページの空き具合で次のページに自動的に移動されます.また,文章領域内におさまるように絵の大きさを調整します.
レイアウトを「行内」に変更後,図表のタイトルは,図表の上に「挿入(Word2002の場合はさらに「参照」メニュー内)」→「図表番号」より管理された図表番号と図表の題名を記入します.スタイルは「図表番号」(MS明朝,太字,10ポイント)を適用します.基本的に,図なら下部に,表ならば上部に図表番号を挿入しますが,研究分野によって様々な書き方があるので,指導教授に問い合わせてください.出典を記載する場合は,図表番号は上部に記載するとよいです.また,この「出典」に関してもスタイル「図表出典」(MS明朝,10ポイント)を利用できます.もちろん,図表そのものに関しても「図表本体」というスタイルが用意されていますので,これら「スタイル」を活用してください.
Excelの表を貼り付ける場合は貼り付けるExcelの表を選択してコピーし,その後ワード文書内で[編集]の[形式を選択して貼り付け]より貼り付けます.この操作を行うことによりオブジェクトとして貼り付けられ,編集や移動が簡単に行えます.図表番号に関しては先に述べた通りであり,また,レイアウトも「行内」に設定することを薦めます.
図表 3 図表「レイアウト」を「行内」に設定

出展:Microsoft Word2000より
ワードには脚注を自動的に挿入してくれる機能があるのでこれを利用します.これは[挿入]の[脚注](Word2002は参照→脚注)より設定します.脚注を文章の最後にするか,ページ内にするかも指導教官の指示に従ってください.脚注を各章の最後にする場合は,各章毎に「セクション区切り」を入れ,脚注を「文末脚注」に変更し,オプションで「セクションの最後」に変更するとよいです.「セクション区切り」は,[挿入]メニュー内[改ページ…]で挿入します.セクション区切りも4種類ありますが,主に「次のページから開始」を使うとよいでしょう.
本論の最後には本論文を執筆するにあたって引用したもの,あるいは,参考にした学術雑誌・書籍を辞書順に列挙します.学術雑誌の場合,基本的には,著者名・発表年・タイトル・雑誌名(学会名等)・巻・ページを含め,書籍の場合は,著者名・発表年・タイトル・書籍名・出版社を含めます.これに関しても分野によっては,記述形式・記述順番が異なるので,指導教授にあらかじめ確認してください.参考文献に関するスタイルは,「参考文献」と「参考文献アイテム」を用意している.「参考文献」は見出しに利用してください.
参考文献(※この文章とは直接関係ありません。あくまでも例です。)
[1] Inoue, T. (2001). “Symbolic Computation for Asymptotic Expansions of Multivariate Statistics”, (to appear).
[2] Inoue T., Asahi Y., Yamaguchi K. (2001). “An Advanced Statistical Information Disclosure over the Internet”, Proceedings of the IAOS Satellite Meeting on Statistics for the Information Society, 208-217.
[3] Inoue T., Iwashita T. and Niki N. (1998). “Matrix Differential Operations for Obtaining Asymptotic Expansions for the Distribution of Multivariate Statistics”. 3rd Conference on Statistical Computing of the Asian Regional Section, Conference Papers, 381 – 390.
[4] Liporace, L.A. (1982). “Maximum Likelihood Estimation for MultimationVariate Observations of Markov Sources”, Information Theory 28, 729-734.
[5] Okada, A. (1998). “Effects of end-aisle display and flier on the brand-switching of instant coffee”. In C. Hayashi, N. Ohsumi, K. Yajima, Y. Tanaka, H. H. Bock, & Y. Baba (Eds.), Data science, classification, and related methods (pp. 716-727). Tokyo: Springer-Verlag.
[6] Takeuchi, K., Yanai, H., & Mukherjeee, B.N. (1982). “The foundation of multivariate analysis”. New Delhi: Wiley Eastern.
[7] 井上達紀 (1996). “楕円母集団下での統計量分布高次漸近展開のための行列微分について”, 数式処理の理論と応用の研究, 数理解析研究所講究録,Vol. 986, 210-217.
[8] 菊地正佳,渡辺美智子編著 (1999). “インターネット時代の計量経済分析法―基礎からニューフロンティアまで―”, 多賀出版.
L.A. Liporace, Maximum likelihood estimation for multimation variate observations of Markov sources. IEEE Trans, Information Theory 28 (1982), pp. 729–734.
研究室によっては英語・日本語を区別せずに、著者名をアルファベット順に並べたものを列挙する場合もあります。
付録
付録は研究分野によっては必要ありません.論文を読む上でこの付録があると理解がよりよく進む場合のみ付加するものだと認識しています.決して分量を調整するために利用しないようにしましょう.
ここでは,この論文スタイル名の一覧を列挙します.
第1章 見出し1 |
第1節 見出し2 |
1.1.1. 見出し3 |
① 見出し4 |
標準 |
図表番号 |
図表本体 |
図表出展 |
参考文献 |
[1] 参考文献アイテム |
付録 |
① ショートカットキーの利用
ショートカットキーをカスタマイズしたい場合は,「書式」→「スタイル...」で,変更したいスタイルを選択し,「変更(M)…」ボタンを押すと「ショートカットキー」というボタンで変更できます.マウスを使ったスタイル設定に疲れた方は是非お試しください.
Microsoft Word2000の場合,章や節のスタイルが気に入らない場合は,以下の手順で変更できます.
1. 「書式(O)」→「スタイル(S)...」
2. 「見出し1」をクリックし,「変更(M)…」を選ぶ.
3. ウィンドウ内の「書式(O)」を選び,「箇条書きと段落番号(N)…」を選択する.
4. 「アウトライン」を選び,自分のスタイルを選び,OK→OK→キャンセルで終了.